戦後80周年記念~資料で見る戦争展
2025年8月2日 15時00分
社会
岩出市民が見たことや触ったことのある戦争のさまざまな備品を収蔵した戦後80周年記念「資料で見る戦争展~戦没者が歩んだ時代を辿る手作り戦争展~」があす(8月)3日から18日まで、岩出市根来の岩出市民俗資料館で開かれます。
これは、岩出市遺族連合会が戦争で亡くなった人が生きた時代を辿ろうと、初めて行ったもので、家族に声をかけて、出品作品を集めました。
戦争展には、「●●くん、頑張れ」と書かれた寄せ書きや、家族への手紙、それに、激励の日章旗や、亡くなった夫の写真など、およそ480点を展示しています。
また、和歌山市にある県平和会館で所蔵されている軍服や銃、ヘルメットや水筒、ブーツなど、戦争中の備品20点ほどと一緒に、展示されます。
岩出市遺族会の岡元清彦(おかもと・きよひこ)会長85歳は、「この戦争展をきっかけに、戦争の記憶を風化させず、戦争の悲惨さや平和のありがたさを感じて次の世代に語り継いでほしい。二度と過ちを繰り返さないよう、じっくり時間をとってみて回ってほしい」と話しています。
戦後80周年記念「資料で見る戦争展~戦没者が歩んだ時代を辿る手作り戦争展~」は、あす(8月)3日から18日まで岩出市根来の岩出市民俗資料館で開かれます。なお、今月5日と12日の火曜日は、休館となります。入場は無料です。時間は、午前9時から午後5時までです。和歌山県平和会館からの資料は、8月13日以降展示がありません。