31日に「宇宙シンポジウム」串本で/和歌山
2025年8月3日 17時11分
教育 社会

宇宙やロケット、人工衛星について理解を深めてもらうおうという「宇宙シンポジウム」が、今月(8月)31日、串本町で開催されます。これは、和歌山県が、県立串本古座高校の協力で開催するもので、第7回となる今回は、特に人工衛星の活用方法について探究するとしています。

特別講演では、JAXA(ジャクサ)の宇宙飛行士、古川聡(ふるかわ・さとし)さんを講師に招くほか、基調講演では、地球観測衛星や準天頂(じゅんてんちょう)衛星「みちびき」の活用事例について、専門家が話すことになっています。

このほか、地元の県立串本古座高校の生徒たちによる事例発表や、串本町にロケット発射基地「スペースポート紀伊(きい)」を有するスペースワンから現状報告も行われるなど、宇宙産業の最前線を知る機会となります。

また、パネルディスカッションでは、人工衛星が、私たちの生活に与える影響や今後の展望について、専門家らが議論や意見交換します。

「宇宙シンポジウム」は、8月31日午後1時から、串本町サンゴ台のホテル「メルキュール和歌山串本リゾート&スパ」メインホールで開かれ、オンラインでも同時配信されます。参加は無料ですが、会場・オンラインともに申し込みが必要です。会場の定員は400人で、先着順に受け付けられます。