かつらぎ町で37・1度など、各地で危険な暑さ続く/和歌山
2025年8月3日 17時39分
災害・防災

和歌山県は、きょう(3日)も各地で気温が上昇し、かつらぎ町で今年最高の
37・1度を観測するなど、12ある観測点のうち7か所で、35度以上の猛暑日となりました。熱中症警戒アラートも、8日連続で和歌山県に発表され、危険な暑さや熱中症対策が呼びかけられました。

アメダスの観測で、この日の最高気温は、かつらぎ町で37・1度、日高川町で36・9度、田辺市中辺路町で36・7度と、今年最高の危険な暑さとなりました。和歌山市では35・3度、古座川町では35・0度と猛暑日となりました。白浜町では、猛暑日に迫る、今年最高の34・9度を観測しました。

かつらぎ町で13日間連続の猛暑日、和歌山市や日高川町、田辺市の中辺路町と龍神村は3日連続の猛暑日となりました。

本州最南端の串本町潮岬は32・3度、標高800メートルの高野町高野山は31・7度で、すべての観測点で30度以上が続いています。

一方、和歌山市や白浜町、串本町、新宮市といった沿岸部では、夜から朝にかけても気温が高く、最低気温が25度以上の熱帯夜が続いています。

ところで、あす(4日)も、和歌山県に熱中症警戒アラートが発表され、気温の高い状態は、続きそうですが、気象庁によりますと、あさって(5日)以降は、太平洋高気圧の勢力が弱まり、日本海から前線が南下します。そして、週の後半は、全国的に雨となり、連日の暑さは一服するところもあるとみられます。