和歌山市の高野寺で「箸供養」
2025年8月4日 17時30分
経済 歴史・文化 社会

きょう・8月4日は、数字の語呂合わせで「箸の日」です。和歌山市元寺町北ノ丁()にある高野山真言宗の高野寺()(こうやでら)では、和歌山市料理飲食業組合に加盟する業者が、ふだん業務で使う()に感謝を捧げる「箸供養()」が営まれました。

ことしの「箸供養」のもよう(8月4日・和歌山市元寺町北の丁・高野寺)

これは、和歌山市料理飲食業組合が中心となって、毎年箸の日に行っている行事で、今回で19回目です。

祈とうを受けた菜箸

高野寺の境内では、住職の読経のなか、組合の木下晴夫(きのした・はるお)()会長や加盟する業者らが焼香をして箸に1年の感謝を捧げ、飲食業の繁栄を祈りました。

和歌山市料理飲食業組合の木下晴夫会長

木下会長は「料理業者が心のこもった愛情ある料理を食べてもらうための橋渡しをしてくれるのが、お箸です。私たちはこの行事を通じてお客を大切にし、経済的にも豊かになれるようになることを目指しています」とあいさつしました。

このあと、参列者には祈とうを受けた菜箸()が手渡されました。