JR西、万博寄与し増益、4~6月期、売上高最高
2025年8月5日 18時04分
経済 交通

JR西日本がきょう(5日)発表した、今年4月から6月期の連結決算は、売上高が前の年の同じ時期に比べて、6・0%増加の4270億円、純利益が27・6%増加の488億円となり、増収増益でした。

売上高はこの期間として過去最高でした。JR広島駅ビルの開業などに加え、大阪・関西万博や訪日客の増加が貢献しました。

単体の運輸収入は、7・0%増加の2273億円でした。このうち新幹線は8・6%増加の1279億円、在来線も5・0%増加の994億円でした。

また、白浜町のレジャー施設「アドベンチャーワールド」からジャイアントパンダ全4頭が、中国に返還されることが決まり、多くのファンが訪れたことで、紀勢線の特急くろしおの利用も増えました。