【高校野球】夏の甲子園大会開幕、智辯和歌山の主将が選手宣誓
2025年8月5日 18時15分
スポーツ

第107回全国高校野球選手権大会がきょう(5日)、兵庫県西宮市の阪神甲子園球場で開幕しました。厳しい暑さへの対策として、開会式は午後4時に始まり、大会の長い歴史で初めて午後に実施されました。49の代表校が休養日を含めて18日間の日程で日本一を争います。

きょうの開会式は、去年(2024年)の優勝校、京都の京都国際を先頭に、春夏連覇を狙う神奈川の横浜など、北から南の順に入場行進しました。そして、和歌山の智辯和歌山の山田希翔(やまだ・まれと)主将が選手宣誓し、「自然環境や社会の状況が変化していく中で、高校野球のあり方も問われています。しかし、その魅力は変わりません」と全力でのプレーを誓いました。

初日は1試合のみで、開会式の後、長崎の創成館(そうせいかん)と石川の小松大谷(こまつおおたに)が対戦しました。

今回の大会は、暑さ対策で去年導入した朝と夕方に試合を分ける「2部制」が拡大され、6日目までは気温が上がる日中を避けて試合が行われます。

なお、智辯和歌山の初戦は、大会4日目、今月(8月)8日の第1試合で、岩手の花巻東(はなまきひがし)と対戦します。試合開始は午前8時の予定です。和歌山放送では、智辯和歌山の試合を実況中継でお伝えします。