中学生水の作文コンクール・和歌山県入賞作品表彰式
2025年8月6日 16時44分
政治 教育 社会

水の大切さを伝える「全日本中学生水の作文コンクール」の表彰式が、きょう(8月6日)和歌山県庁で行われ、地方審査で優秀賞を受賞した3人に賞状や記念品が贈られました。

受賞者の記念撮影(8月6日・和歌山県庁)

これは、水資源の大切さを理解してもらおうと、国土交通省と和歌山県が毎年8月1日から7日までの「水の週間」にあわせて開いているもので、ことし(2025年)で47回目です。今回は、県内の中学校8校から630編の応募があり、審査の結果、優秀賞の3人を含めた18人が入賞しました。

田辺中学校3年の岩﨑志果さん

表彰式では、県の赤坂武彦()(あかさか・たけひこ)地域振興部長が、優秀賞を受賞した県立田辺中学校3年の岩﨑志果(いわさき・ここは)()さんと、県立田辺中学校3年の坂倉朱音(さかくら・あかね)()さん、県立向陽()中学校2年の松元菜那(まつもと・なな)()さんの3人に、賞状と記念品を授与しました。

田辺中学校3年の坂倉朱音さん

また、田辺中学校の坂倉さんと向陽中学校の松元さんは、全国審査で入選に選ばれました。

向陽中学校2年の松元菜那さん

きょうは、受賞した3人が自分の作文を朗読し、世界で起きた水を取り巻く争いや、海外ホームステイでの経験、断水の経験などから、それぞれが水の貴重さに気づいたエピソードを披露しました。

赤坂地域振興部長は「水が当たり前に飲める環境がとても貴重で大切なことを知ってもらうとともに、県もこのような取り組みを通じて、啓発に努めたい」と述べ、3人をたたえました。