太地町で鯨類捕獲及び鯨類産業にかかる太地町対策協議会開催
2025年8月7日 15時53分
経済
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クジラの町として有名な太地町できょう(7日)、鯨類捕獲及び鯨類産業にかかる太地町対策協議会の定例会が太地町公民館で開催されました。
これは9月から始まるクジラの沿岸部での追い込み漁に向けて警備体制などの確認などを行うものです。
開式にあたって三軒一高(さんげん・かずたか)太地町長は「捕鯨をめぐっては国際的に厳しいものがあるが、9月から行われる追い込み漁の漁業者の皆さんが安心安全に操業できるよう町としても懸命の努力をする」と述べ、クジラの町太地町の伝統や産業を継続していくことに強い意志を示すとともに事業者らへの協力を呼びかけました。

会議には太地町漁業協同組合や太地町魚商組合、町内の鯨類に関係した観光業者などが協議者として参加し、また和歌山県警察や海上保安本部、大阪出入国在留管理局などからも出席がありました。
また、この会議に先立ちきのう(6日)は、太地町内に臨時の派出所が設けられ、町内の巡回などを始めています。
太地町でのクジラの追い込み漁は9月1日に解禁されます。