元副知事の下氏、和歌山県特別顧問に就任
2025年8月8日 18時17分
政治
和歌山県は、今年(2025年)3月末まで副知事をつとめた下宏(しも・ひろし)氏を、今月(8月)1日付で、非常勤の特別顧問に選任しました。選任の理由について県は、県政の安定的な運営と、県民サービスのさらなる充実を図るためと説明しています。

勤務形態は、非常勤で、1か月から2か月に1回程度の出勤を想定し、県政の重要な課題について、行政分野の専門知識や経験を活かして、多角的な視点から助言を行ないます。
和歌山県では、岸本周平(きしもと・しゅうへい)前知事が、今年(2025年)4月に、一期目の任期半ばで急逝し、下氏の後任として着任した宮﨑泉(みやざき・いずみ)副知事が、知事選に立候補し、知事に就任したばかりで、副知事には、総務省出身の総務部長が就任しています。このため、県では、県政の一連の課題について熟知した下氏を特別顧問に迎え、助言してもらうことになったとみられます。