高野山でろうそくまつり、先祖供養のともしび10万本
2025年8月13日 19時42分
歴史・文化
高野町の高野山奥之院で今夜(13日)、先祖や無縁仏を供養する夏の風物詩「ろうそくまつり」が行われました。およそ2キロの参道が10万本ともいわれる灯り照らされ、幽玄な空間になりました。
訪れた人たちは、中世以来途絶えることなく守られてきたと伝わる燈籠堂(とうろうどう)の「消えずの火」の種火をろうそくに点火し、手を合わせて参拝しました。参道には「奥之院の大杉林」といわれる高さ50メートル級の木立がそびえ、およそ20万基の墓碑や供養塔が並んでいます。