田辺市の50代の男性、1600万円余、詐欺被害に
2025年8月14日 15時30分
事件・事故
田辺市の男性が、インターネットの投資広告をきっかけに投資を勧誘され、およそ8か月間に、現金あわせて1600万円あまりを騙し取られました。田辺警察署が、SNS型投資詐欺事件として捜査しています。
田辺市内に住む50代の男性は、去年(2024年)12月頃、投資をすれば儲かるといったインターネットの動画広告見て、興味を持ち、動画をクリックし、トークグループに参加しました。アプリの投資体験で利益が出たことから、男性は、指示どおり投資すれば利益が得られると考え、指定の口座に9回にわたり、1000万円あまりを送金しました。アプリ上で数千万円の利益を確認した男性は、出金したいと伝えると、手数料を求められたため、5回にわたり、600万円近くを振り込みました。しかし、一向に現金が振り込まれなかったため、不審に思い、警察に届け、詐欺被害がわかりました。
警察では、同じような手口の詐欺被害が多発しているとして、インターネットやSNSでの儲け話などは、安易に信用せず、また、すぐに現金などを送金せずに、確認するよう呼びかけています。和歌山県警の特殊詐欺被害防止専用フリーダイヤルは0120・508・878、「これわ・わなや」です。