海南市で14日、下駄市
2025年8月14日 16時44分
歴史・文化
イベント
海南市で、きょう(14日)夕方から夜にかけ、江戸時代から続く、夏の風物詩「下駄市(げたいち)」が開催されます。
これは、この地区が、紀州漆器で栄えていた江戸時代に、盆の藪入(やぶい)りで帰郷する職人らに、雇い主たちが、新しい下駄をはかせたことから、時期を合わせ、藪入り前の14日頃、各地の下駄屋が、黒江の町で「下駄」の出店販売を始めたのが起源とされています。
今は、下駄を販売する店はわずかですが、通りの両側には、露店や地場産業の店などが数多く並び、にぎわいます。
海南市の下駄市は、きょう午後5時から9時まで、黒江(くろえ)・船尾(ふのお)地区の川端(かわばた)通り一帯を車両通行止めにして開催されます。