「平和の鐘」と「平和の光」15日に/和歌山市
2025年8月14日 16時28分
社会 イベント

和歌山市の県指定文化財「岡山(おかやま)の時鐘堂(じしょうどう)」で、あす(15日)の正午頃から、「平和の鐘打鐘会(だしょうかい)」が開催され、夜には、三年坂(さんねんざか)の長屋門(ながやもん)と和歌山城の岡口門(おかぐちもん)が緑色にライトアップされます。これは、この日を「争いなき日」と定めている和歌山ユネスコ協会が実施するものです。

「平和の鐘」は、協会が設立された1948年から、毎年実施されているもので、今年(2025年)で77年になります。あすは、正午前から午後0時半頃まで、和歌山城南側にある「岡山の時鐘堂」で集まった人たちが平和の鐘を鳴らします。

また、あすの日没頃から午後11時まで、三年坂の長屋門と和歌山城の岡口門が
緑色にライトアップされます。

これは、ユネスコ憲章採択80周年の今年、和歌山ユネスコ協会が、「平和を共創するグリーンライトアップ運動」として、初めて実施するものです。協会が過去に、広島平和公園で「平和の色」を調べた際に
「緑」が最も多かったということで、ライトアップの色を決めたということです。