市民憲章硬筆競書会表彰式開く/和歌山市
2025年8月16日 15時51分
歴史・文化 教育 社会

和歌山市民が誇りを持ち平和で豊かなまちをつくるため制定された和歌山市民憲章を小中学生が硬筆で表現する市民憲章競書会の優秀作品がこのほど決まり、表彰式がきょう(16日)和歌山城ホールで開かれました。

競書会は58回目で毎年市内の小中学生が参加していて、今年は2万6千人が参加しました。そのうち180人が書いた優秀作品がこのほど決まり、きょう(16日)表彰式が行われました。表彰式では市長賞に選ばれた小学生30人中学生15人の名前が紹介され、和歌山市の尾花正啓市長が受賞者の代表に賞状を手渡しました。各賞の表彰のあとあいさつした尾花市長は、受賞作品を見た感想を述べたあと、集中して文字を描くことや、美しい文字を書くことが将来にわたって重要だと受賞者に話しました。

入選作品の展示は今月(8月)18日まで和歌山城ホール1階の展示室で開かれていて、早速家族連れら多くの市民が訪れていて、子どもの作品の出来栄えを話し合ったり、写真を撮ったりしていました。和歌山市民憲章はまちづくりや人づくりについて5つの項目で構成され短い文章で表現されています。市では市民憲章への理解を深めてもらおうという目的も込めて毎年競書会を開いています。

尾花市長から市長賞を代表して受け取る児童(写真右)
表彰式は多くの受賞者や保護者で盛大に行われた(和歌山城ホールで)
児童生徒の入選作品を鑑賞する保護者ら(和歌山城ホールで)
作品の展示は18日まで行われる