和歌山市の友好都市・済南市へ派遣の留学生、 尾花市長に決意表明
2025年8月18日 16時22分
歴史・文化 教育 社会

来月(9月)から和歌山市の友好都市である済南(さいなん)市へ留学する留学生が、きょう(18日)、和歌山市の尾花(おばな・)正啓(まさひろ)市長のもとを訪れ、意気込みを語りました。

留学する吾妻さんと尾花市長

これは中国の済南市が中国語や中国文化の学習コースを通じて、市民の相互理解を深めるため、友好都市からの参加者を授業料免除で受け入れる制度「中国済南市留学生派遣プログラム」によるもので、和歌山市から派遣されるのは3回目、5人目です。

今回派遣されるのは、吾妻里(あづま・り)詠子(えこ)さん43歳で、中国での語学留学や勤務経験もあるということです。

吾妻さんは、「これまでの経験を活かし、何か海外でチャンスはないかと思い応募した。新型コロナウイルスの流行で全世界的に変わってきている。学ぶところをきちんと学んで、取り入れることができれば」と意気込みを語りました。

意気込みを話す吾妻さん

尾花市長は、「ぜひ大学で新たな交流のきっかけを作っていただければと思っている。頑張ってください」と激励しました。

今年度の留学先は済南大学で、期間は来月から来年(2026年)6月末までの予定です。