「市民による新しい時代のまちづくり」24日開催
2025年8月19日 12時35分
社会
イベント
廃止となった学校などの公共施設をまちづくりの新しい拠点としての利活用を考えるシンポジウムが、今月(8月)24日の日曜日に、和歌山市三沢町の中央コミュニティセンターで開かれます。
「市民による新しい時代のまちづくり」と題して開かれるこのシンポジウムでは、和歌山市でただひとつ残された旧・安原小学校吉原分校の木造校舎が、耐震性などを理由に、校舎の保存を含めた跡地活用のメドがたっていない一方で、地区の津波避難目標地点に指定されていることなどを例に挙げながら、専門家がそれぞれの立場から、地域住民や自治体が連携した利活用のあり方を提言します。
講師は、まちづくりや地方創生が専門で和歌山大学経済学部の足立基浩(あだち・もとひろ)教授、一級建築士の中西重裕(なかにし・しげひろ)さん、ヘリテージマネージャーで大阪河崎リハビリテーション大学の高垣晴夫(たかがき・はるお)客員教授、精神科医の伊良波範子(いらなみ・のりこ)さんの4人で、それぞれの専門領域の立場から、まちづくりと施設の利活用について提言します。
このシンポジウムは、8月24日・日曜日の午後1時半から、和歌山市三沢町の中央コミュニティセンター1階・多目的ホールで開かれます。入場無料で、事前の申し込みも不要です。
詳しくは、主催する市民グループ「森の願い」で問い合わせを受け付けています。電話番号は073(423)3662番です。