ウミガメの赤ちゃんが水槽デビュー、串本海中公園センター
2025年8月19日 18時20分
教育 社会

串本町にある串本海中公園センターでは、きょう(19日)から、アカウミガメとアオウミガメの赤ちゃんの一般公開が始まりました。

ふ化後3日のアカウミガメ(右)とアオウミガメ

このウミガメの赤ちゃんは、1週間ほど前にふ化し、水族館内の施設で育てられてきましたが、エサを食べられるようになったことから、この日、一般公開となりました。水槽には、「ウミガメの赤ちゃん」と書かれ、30匹ほどが、元気に泳ぎ回る姿を見ることができます。

飼育員の吉田徹(よしだ・とおる)さんは「今回の繁殖で、第三世代になる。色々大変なこともあるが、ウミガメの保護などに役立つよう頑張っている。今しか見られない特徴もあるので、ぜひ見てほしい」と話していました。

水槽で元気に泳ぐウミガメの赤ちゃん

京都から来た7歳と10歳の女の子は「ちっちゃくてかわいい」と声をそろえて、歓声をあげていました。

串本海中公園センターでは、バックヤード見学やエサやり体験などのオプショナルツアーがあり、ここでは、ウミガメの赤ちゃんへのエサやりやタッチ体験もできるということです。