都市機構インフラゼロハウスを和歌山市内のまちなかに展示、活用に向け実証実験
2025年8月22日 18時24分
経済 災害・防災 福祉・医療

UR都市機構は、太陽光利用やバイオトイレなどを兼ね備えた循環型のインフラゼロハウスを今年(2025年)10月中旬から年末まで和歌山市の中心部にある北ぶらくり丁商店街に設置して活用に向けた実証実験を行います。

インフラゼロハウスは、東京にあるMUJIHOUSE(ムジハウス)と共同で開発したもので木材を活用したり、循環型のいろいろな機能を組み込んで設計されていて、トレーラーハウス仕様になっています。

都市機構西日本支社では、まちなかでの実証実験の場として和歌山市の北ぶらくり丁商店街で行うことにしたもので、見学してもらったり、まちなかに一時的に設置することで、今後の利活用を検証するほか、それぞれの機能や仕様が災害時などに活用できないかなどについても検証します。

この事業について都市機構西日本支社は、このほど高原功(たかはら・おさむ)支社長らが和歌山市の尾花正啓市長を訪問し、事業の概要を説明しました。

都市機構と和歌山市は新しいまちづくりの推進について基本協定を結んでいます。

なお、設置期間は来月(10月)12日から年末までを予定しています。