公民連携でまちづくりを、木造校舎の保存と活用をテーマにシンポジウム /和歌山市
2025年8月22日 19時50分
福祉・医療 教育 社会 イベント

和歌山市にある唯一の木造校舎を保存して活用しようと市民や学識経験者らが公民連携のまちづくりについて話し合うシンポジウムが今月24日和歌山市の中央コミュニティセンターで開かれます。これは学識経験者や医師らが参加している市民グループ森の願いが中心になって開くものです。この団体は廃校になった和歌山市立安原小学校吉原分校の校舎を取り壊すのではなく有効に活用し生涯教育や文化の拠点にしようと活動しています。今月24日日曜日午後2時から開かれるシンポジウムでは、和歌山大学副学長の足立基浩(あだち もとひろ)さんが新しい時代のまちづくりについて話すほか、建築家の中西重裕(なかにし しげひろ)さんらが吉原地区や分校の木造校舎が持つ良さや味わいについて話し、活用の重要性を市民に伝えます。
主催者の代表で医師の伊良波範子(いらなみのりこ)さんは、唯一市内に残る味わいある木造校舎を活用し、伝統文化や地域の情報発信に寄与したいと保存と利活用に意欲的で、多くの市民に理解を深めてもらえたらと参加を呼びかけています。シンポジウムの参加は無料で誰でも参加できます。