世界遺産で子ども駅長体験、高野山のケーブルカー/和歌山
2025年8月24日 11時15分
社会 交通

世界遺産・高野山の玄関口、南海電鉄高野山駅できのう(23日)、小学生を対象とした「駅長おしごと体験」が行われました。20組およそ60人の親子が参加し、3班に分かれ、高野線の終点・極楽橋(ごくらくばし)駅と山上の高野山駅を結ぶケーブルカーの巻き上げ機を見学したり、運転士などを体験して、夏休みの一日を楽しみました。

ケーブルカーは、高野山駅の地下室にあるワイヤ巻き上げ機2基で走行していて、高低差328メートルある区間を5分ほどで結んでいます。子どもたちはヘルメットをかぶって大型モーターのごう音が鳴り響く地下室に入り、鋼鉄製の太いワイヤロープが巨大な滑車に巻かれる様子に見入っていました。

兵庫県尼崎市から参加した小学6年生の男の子は「巻き取り機が動いた時に地面が振動した。音が大きくて迫力があった」と話していました。