和歌山御坊バイオマス発電所が営業運転開始
2025年8月24日 17時51分
経済 社会

御坊市の日高港(ひだかこう)に建設された和歌山御坊バイオマス発電所が、今月(8月)21日から営業運転を開始しました。大阪ガスなどのDaigas(ダイガス)グループがこの日、発表しました。

和歌山御坊バイオマス発電所(御坊市・日高港)

発電所は、大阪ガスが、エネルギー関連企業2社とともに共同出資して合同会社を設立し、御坊市の日高港の工業用地に建設したもので、Daigasグループとしては国内8か所目のバイオマス発電所となります。敷地面積はおよそ7万平方メートルあり、木質ペレットやヤシ殻を燃料として発電するもので、出力は5万キロワットです。

バイオマス発電は、再生可能エネルギーの中では、天候や時間帯に関わらず発電が可能な安定電源という特徴があるとし、Daigasグループでは、これまでのバイオマス発電所運営で得たノウハウを活かし、安定操業に取り組んでいくとしています。