ＪＲ西日本の観光列車「ウェストエクスプレス銀河」の紀南コースの運航が８月２５日に開始され、新宮駅から京都行の第１便の出発式がきょう（２７日）、ＪＲ新宮駅で行われました。

出発式でＪＲ西日本和歌山支社の富澤五月（とみざわ・さつき）支社長は「非常に多くのお客様にご利用いただいています。列車の魅力だけでなく紀南の魅力も大きいと思う。沿線の皆様の協力も大きい。」と話しました。

また、田岡実千年（たおか・みちとし）新宮市長も「五年目を迎えうれしくありがたく思う。関西万博開催中でもありプラスワンで紀南に来てもらえると思う。しっかりおもてなしをしていきたい」と話し、観光客の増加などへの期待を示しました。

出発式ではきいちゃんやめはりさんそして北山村のジャバライダーといった地域のキャラクターや近くの保育園の子供たちも駆けつけ出発する列車に手をふってお見送りをしました。

乗客で泉大津から来たという７０代の女性は「誕生日のプレゼントに息子が招待してくれた。紀南の魅力をいっぱい楽しみました」と話してくれました。

また、大阪府から来たという４０代の男性は「以前にも乗ったので、また乗車しに来ました。紀南は最高です」と満足そうに話してくれました。

ウェストエクスプレス銀河は１０月２９日まで全１８便が運航されます。