【選挙】新宮市長選に元市議の上田勝之氏が立候補を表明/和歌山
2025年8月27日 16時45分
政治
任期満了に伴い、今年10月に行われる新宮市長選挙に、新人で、保険代理店勤務の元市議会議員、上田勝之(うえだ・かつゆき)氏60歳が無所属で、立候補することを表明しました。

きょう(27日)午後、新宮市内で記者会見し、明らかにしたものです。
新宮市長選挙への立候補表明は、新人で工務店経営の野中亮伸(のなか・あきのぶ)氏48歳に続いて、2人目です。
上田氏は、これまでの市議会議員としての実績を強調し、「子育て支援や高齢者の移動の問題、津波避難タワーの設置や避難所へのエアコン設置など、災害への取り組みを真っ先にやっていく。さらに、新宮市医療センターの改革や小規模事業者のスタートアップ、事業継続の支援などに力を入れていく」と話しました。
上田氏は、新宮市出身で、県立陵雲高校を卒業し、熊野川町との合併前の旧新宮市議と、現新宮市議をあわせておよそ21年間つとめました。また、新宮市長選挙には、2013年と2021年に続いて、3度目の挑戦となります。
任期満了に伴う新宮市長選挙は、10月19日に告示され、26日に投開票の日程が決まっていて、4期目の現職、田岡実千年(たおか・みちとし)市長64歳は、今期限りでの引退を表明しています。