久保「決勝に残る」 初の世界陸上、心待ち
2025年8月28日 17時45分
スポーツ
陸上女子800メートルで日本記録を持つ、串本町出身で、東大阪大敬愛高校3年の久保凜(くぼ・りん)選手がきのう(27日)、長野県の菅平(すがだいら)高原で練習を公開し、初の代表入りが見込まれる、来月(9月)の世界選手権東京大会に向け、意欲をみせました。
久保選手は、「シニアの舞台で日の丸を背負って、初めて世界と戦える。初めてだからこそ、緊張や不安というよりも挑戦ができる。自分のベストを出して、決勝に残れるように頑張りたい」と話しました。
久保選手は、3連覇を果たした先月(7月)下旬の全国高校総体のあと、左ふくらはぎの軽い肉離れなどで、練習できない期間があったということですが、順調に回復し、きのうもおよそ4キロのジョグや、フォームを意識して、150メートルを走る練習などで、軽快な動きを見せました。
久保選手は、「自分の予想以上に、うまく調子を戻せてほっとしている。ここからもっと状態を上げて、どんな選手にも食らいついていけるようにしたい」と意気込んでいました。