「スナーダイ・クマエ児童絵画展2025」開催
2025年8月29日 17時30分
歴史・文化
教育
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カンボジアの児童養護施設「スナーダイ・クマエ」の子どもたちが描いた絵画の展示会が、きょう(29日)から、フォルテワジマ4階小ホールで始まりました。
この展示会は、児童養護施設「スナーダイ・クマエ」の設立から運営まで、長年携わっている海南市出身のメアス博子(ひろこ)さんが、和歌山アゼリアロータリークラブなどの支援を受けて、毎年開いているもので、和歌山での開催は13回目です。
会場には、施設で暮らすカンボジアの子どもたちが描いた絵画およそ100点が展示されているほか、施設の様子を紹介する写真なども展示されています。
絵画は寄付されたアクリル絵の具やクレヨンで描かれていて、思い思いの絵を楽しんで描いている様子が伝わってくるような、鮮やかな色合いの絵画が並んでいます。

展示されている絵画は購入することもでき、絵画がプリントされたTシャツなどのグッズも販売されています。
これらの売上げは、施設の運営費に全額充てられます。
スナーダイ・クマエのメアス博子さんは、「美術の授業がない国の子どもたちが描いている絵がどんなものであるか。絵の鮮やかさや元気いっぱいな感じを伝えたいです。また、13年間応援し続けてくれている人がいるからこそ続けられているので、そういった方たちの温かさが全部詰まっている絵画展だということも皆さんにお伝えしたいです」と話していました。

「スナーダイ・クマエ児童絵画展」は、きょうからあさって(31日)までの3日間、午前10時から午後5時まで、フォルテワジマ4階小ホールで開かれています。
入場は無料です。