県立日高高校の男性教諭が酒気帯び運転で停職処分
2025年9月1日 17時35分
事件・事故
教育
御坊市の県立日高高校に勤務する46歳の男性教諭が、ことし(2025年)7月、和歌山市内で自分の車を飲酒運転し、酒気帯び運転の疑いで検挙されたとして、きょう(9月1日)付けで、和歌山県教育委員会から停職6か月の懲戒処分を受けました。
県教育委員会の調べによりますと、この男性教諭は、ことし7月20日、学校で仕事をしたあと、車で和歌山市内の飲食店に向かい、ビール大ジョッキ1杯を飲んだあと、午後9時半ごろ、和歌山市内の自宅に帰宅するため自分の車を運転しました。
途中、赤信号のため交差点で停止した際、教諭はそのまま車内で寝てしまい、およそ30分間ギアをニュートラルに入れて停止したままになっているのを、目撃者からの通報で駆けつけた警察官に酒気帯び運転の疑いで検挙されました。罰金30万円の略式命令を受けた男性教諭は、先月(8月)25日、簡易裁判所に即日納付しています。
男性教諭は、県教育委員会の事情聴取に対し「運転代行を呼ぶつもりだったが、1時間以上かかると言われて待ちきれなかった」と弁明しているということです。
県教育委員会では「教育行政に対する信頼を著しく失墜させて誠に遺憾だ」として、再発防止と信頼回復に努める考えを示しました。