安原小吉原分校解体予算を9月定例会に提案 和歌山市
2025年9月2日 18時16分
政治
教育
社会
和歌山市は市内唯一の木造校舎で、令和4年末に廃校になった和歌山市立安原小学校吉原分校の校舎を解体することを決め、解体費用7千万円あまりを今月9日開会する市議会9月定例会に提案します。
市は、分校が役目を終え、借地で地権者の一部からから返還を求める声があるためと説明しています。
吉原分校を巡っては学者や有識者らの市民グループが校舎を解体するのではなく青少年の育成や、心身の健康に役立つワークショップなどに活用する事業に使いたいと存続を求めて活動していて、議会に請願書を提出したい考えです。
グループでは、これまで用地の取得や使用などをめぐり市や、地元との交渉を持ちましたが平行線となっています。