世界陸上フランス代表チームが和歌山市で事前キャンプ開始
2025年9月5日 19時15分
スポーツ
今月(9月)13日から東京の国立競技場で開幕する「東京2025世界陸上」を目前に控え、フランス代表チームの事前キャンプが和歌山市で始まりました。
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和歌山県や和歌山陸上競技協会などによる実行委員会が行った誘致に、フランスの陸上競技連盟が応じて実現しました。
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きょう(9月5日)夕方、和歌山市毛見(けみ)の紀三井寺公園陸上競技場で歓迎セレモニーが開かれ、実行委員会の木村恵(きむら・さとし)委員長がフランス選手団48人に歓迎のあいさつを行い、紀州材で作った記念品を贈呈したほか、協賛企業からはエアーマットが贈呈されました。

このあと、選手らが競技場のフィールドでアップを行い、軽めの調整を行いました。
女子1500メートルに出場するアガット・ギレモ選手27歳は「湿度は高いけれど、陸上競技場の施設は最高です。決勝に進み、メダル獲得を目指します。練習を公開しているので、多くの人に見てもらいたい」と語りました。
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また、今回の世界陸上での引退を表明している、男子35キロメートル競歩のケビン・キャンピオン選手37歳は「引退前の花道をこの世界陸上で飾りたい。ラジオを聞いている和歌山の人々にも、ぜひ練習を見に来て応援してもらいたい。引退後は本国で子どもたちの指導にあたりたい」と思いを語りました。

世界陸上フランス代表チームの練習は、9月9日まで紀三井寺公園陸上競技場で行われ、メインスタンドから無料で見学できます。