SNSで知り合った相手にだまされ800万円余りの特殊詐欺被害/和歌山県警
2025年9月6日 15時48分
事件・事故
社会
和歌山市内の30代の男性がSNSで知り合った相手にネットショッピングを持ちかけられ商品代などの名目で800万円余りをだまし取られる被害に遭ったことが警察の調べで分かりました。被害者の男性はSNSでやり取りするうち相手に好意を寄せ、当初売上金が振り込まれたことからすっかり信用してしまいました。被害者の男性は商品代の請求ばかり寄せられることから不審に思い、詐欺に遭ったことに気が付きました。警察は特殊詐欺事件とみて捜査しています。県内では同様の被害が相次いでいて、若者から高齢者まで様々な形で特殊詐欺被害に遭っているため市民に警戒を呼びかけています。今回の事件ではネットでは相手が異性かどうかわからないのに信じ込み、やり取りを繰り返すうちに投資を持ちかけられて騙される手口で、県内でも被害が多発しています。その一方で市役所職員を装った還付金詐欺や、警察の捜査を装って相手を動揺させて金を振り込ませる詐欺、副業の勧誘を装った詐欺、息子など身内の不幸を装って相手を動揺させ、高齢者から金をだまし取る従来型の特殊詐欺も後を絶たないため、重ねて警戒を呼びかけています。またコンビニなどで被害者に電子マネーを購入させてだまし取る手口の詐欺も横行しているため、こうした電話やメール、訪問があったときには一度立ち止まって詐欺を疑い、県警のちょっと確認電話で相談することを勧めています。電話番号はフリーダイヤル0120-508-878です。