和歌山県「週休3日」も可能なフレックスタイム制度導入に向け条例改正案提出へ
2025年9月8日 18時34分
政治 社会

和歌山県は、職員の働き方改革の一環として、1週間の総労働時間が変わらない範囲内で職員が自ら勤務時間を決められる、フレックスタイム制を導入するとして、あす(9月9日)開会する9月定例県議会に、条例改正案を提案します。

これは、岸本周平()前知事時代に、職員のワークライフバランス改善の一環として検討が進められ、制度設計を行ったものです。

条例改正案では、フレックスタイム制を導入すると、週5日で38時間あまりの総労働時間を変えない範囲であれば、 職員自らが勤務時間を決めることが可能となり、例えば、1日に2時間ほど多く出勤し、4日間勤務するシフトを組めば、休みを1日増やして週休3日にすることも出来るようになります。

制度の利用は、業務に支障の出ない範囲で、希望する職員の申請を受けた所属長が適用を判断します。また、教育・警察職員もこの制度の対象となります。

県では「職員の働き方を改善することでワークライフバランスをより重視し、生産性の向上につなげたい」と話しています。