和歌山県信用金庫協会と県・中小企業家同友会が連携協定
2025年9月9日 17時35分
経済
社会
和歌山県内の信用金庫で構成する和歌山県信用金庫協会と、県内の中小企業経営者で構成する和歌山県中小企業家同友会が、中小企業が抱える様々な経営上の課題の解決や地域経済の活性化を図ろうと、きょう(9月9日)支援に関する連携協定を締結しました。
.jpg)
県・中小企業家同友会は県内の中小企業の経営者327人で組織され、7つの支部に分かれて、経営相談や定期的な勉強会などを行っています。
中小企業の経営や、これまで地域を越えた販路拡大などの支援に力を入れている信金が、中小企業の経営上の様々な課題の解決を図ることや、企業の発展、地域経済の活性化でより緊密な連携を図ろうと、連携協定を締結したものです。

きょう午後、和歌山市本町(ほんまち)のきのくに信金本店で開かれた締結式で、県・信用金庫協会の田谷節朗(たや・せつろう)会長と県・中小企業家同友会の熊井智一(くまい・ともかず)代表理事らが、連携協定書に署名しました。

締結後、田谷会長は「中小企業経営者の“生の声”を聞き、我々が応えていくことで、より企業活動を活発にしたい」とあいさつし、人材確保や県外のネットワークも活用した企業間マッチングの促進などに取り組む方針を示しました。

熊井代表理事は「地域に根ざした信金との連携強化が、我々中小企業の課題解決や企業の発展に大きな力になる」と期待を示しました。
連携協定を機に、両者は、県内の優れた中小企業を次の世代に伝える勉強会や、販路促進、人材確保などの取り組みをさらに活発化させることにしています。