47都道府県にBクラブを、リーグが6県での誕生支援
2025年9月11日 17時20分
スポーツ 社会

バスケットボールのBリーグは、おととい(9日)、「47都道府県プロジェクト」と称し、現在Bクラブのない、和歌山など6県で、新クラブの誕生を積極的に支援すると発表しました。

経営に参画する企業を広く募るほか、各県の協会との連携の促進やクラブの経営者向けの研修会などを実施するということです。

Bリーグでは近年、現1部(B1)のA千葉、佐賀、長崎など、クラブの新設が相次いでいるほか、バスケ人気の高まりを受け、企業による合併や買収も続いています。

この日の理事会のあと、取材に応じた島田慎二(しまだ・しんじ)チェアマンは「各地域を元気にしていくための装置として、一翼を担いたい。子どもたちの未来のために、バスケに均等に触れられる機会をつくりたい」と狙いを説明しました。

Bリーグは、今シーズン、B1から3部(B3)まで、41都道府県に、55クラブがあり、2029年から30年シーズンまでに、すべての都道府県のクラブが参戦するという目標を掲げています。

現在、Bクラブがないのは、和歌山のほか、山梨、鳥取、高知、大分、宮崎の6県です。