遊漁船の無登録営業で63歳漁師を書類送検
2025年9月13日 18時32分
事件・事故 社会

無登録で遊漁船業を営んだとして、田辺海上保安部はきのう(12日)御坊市に住む63歳の漁師の男の書類を和歌山地方検察庁田辺支部に送りました。

無登録営業を続けていた漁船(写真提供:田辺海上保安部)

調べによりますと、男は今年4月16日から7月7日までの間、和歌山県知事の登録を受けないで客を船に乗せ日高郡日高町沖で釣りをさせ、案内報酬としてあわせておよそ343万円を受け取った、遊漁船業の適性化に関する法律違反の疑いが持たれています。この男は、遊漁船業の登録を受けていた今年1月、御坊市沖で釣り客の77際の男性を海に転落させ、死亡させる事故を起こし、業務上過失致死の疑いで書類送検されました。男はこの事故を受けて今年3月県知事あてに遊漁船業の廃業届を提出していました。