百歳以上の高齢者961人/和歌山
2025年9月15日 18時28分
福祉・医療
社会
きょう(15日)は「敬老の日」です。和歌山県の100歳以上の高齢者は961人になったことが厚生労働省のまとめでわかりました。
これは老人福祉法で「老人の日」と定めた9月15日時点で、100歳以上の高齢者の数を今月(9月)1日時点の住民基本台帳を基に集計したものです。それによりますと、和歌山県内の100歳以上の高齢者は961人で、内訳は男性が98人、女性が863人と女性がおよそ90パーセントを占めています。また、人口10万人当たりの100歳以上の高齢者の数は109・2人で、全国19番目の高さとなっています。県内の最高齢は満109歳の女性です。
ところで、和歌山県によりますと、今年(2025年)1月1日現在、県内の65歳以上の高齢者は30万5432人で、高齢化率は33.9パーセントにのぼり、全国11位、また近畿では最も高くなっています。県内30市町村のうち、岩出市と上富田町、それに日高町を除く27の市町村で高齢化率30パーセントを越えています。なお高齢人口比率は高い順に▽古座川町が54.6パーセント
▽九度山町が50.3パーセント▽紀美野町が48.8パーセントとなっています。また、一人暮らしの高齢者はおよそ9万6012人で65歳以上の人口の31.4パーセントを占めています。