紀伊風土記の丘資料館が休館、リニューアルへ
2025年9月15日 18時23分
歴史・文化 教育 イベント


和歌山市岩橋(いわせ)の県立紀伊風土記の丘では、3年後の2028年度の開館をめざして、新たな博物館や収蔵庫の建設など、大規模な再編整備工事が進められています。これに伴い、老朽化した今の資料館は改修のため来年(2026年)3月末でいったん休館することが決まり、来月(9月)4日から秋の特別展を開くほか、県民から紀伊風土記の丘にまつわる思い出を募っています。

計画によりますと、仮称・和歌山県立考古民俗博物館は、登録有形文化財に登録されている現在の資料館を改修したうえで、西側に新たに3階建ての博物館を建設、さらに体験学習室や収蔵棟も設けます。このほか駐車場や体験広場も広げることにしています。

来月(10月)4日から始まる秋の特別展「遥かなる古墳時代の海へ」では
船と航路、古墳などの墓と副葬品、それに海の暮らしなど、紀伊半島との関わりをもつ地域との交流について考えます。また12月7日までの期間中、講演会や展示解説も予定されています。

このほか、「きいふどきの丘の思い出募集」として思い出やエピソード、また、
これからの紀伊風土記の丘でやってみたいことをそれぞれ200字以内で募集しています。応募は11月30日までで、詳しいことは県立紀伊風土記の丘のホームページや園内に設置の応募用紙で確認することができます。