極早生ミカン収穫始まる、酸味爽やか/和歌山
2025年9月16日 17時28分
社会
温州(うんしゅう)ミカンのうち、最も熟期の早い「極早生(ごくわせ)ミカン」が、和歌山県南部の田辺市や上富田町で、収穫シーズンを迎えています。
極早生ミカンは、皮が青みを帯びたものが多く、酸味のある爽やかな味が特徴です。
上富田町では、きょう(16日)、強い日差しの下で農家の人々が収穫に励んでいて、40代の農業の男性は「おいしく仕上がったので、ぜひ食べてみてほしい」と話していました。
地元の農協によりますと、和歌山県は2004年以降、ミカン収穫量の全国1位が続いていて、今年(2025年)の極早生品種の収穫量は、平年並みの2700トンほどを見込んでいます。
収穫は来月(10月)下旬まで続き、京阪神や関東方面を中心に出荷されます。