県内初「でんさい」体験ブース、きのくに信金/和歌山
2025年9月16日 17時37分
経済 イベント

きのくに信用金庫は、きょう(16日)、和歌山市内で開催されたビジネスイベントで、県内で初めて「でんさい体験ブース」を出展し、企業の担当者らに説明したり、体験してもらったりしていました。

イベントでのきのくに信用金庫のブース(和歌山市、和歌山ビッグ愛)

でんさいとは、手形や振込に代わる新たな決済インフラのことで、全国銀行協会では、再来年(2027年)4月からの移行を決めています。

これを、利用者となる企業や個人事業主に、広く知ってもらおうと、和歌山市に本店があるきのくに信用金庫が、和歌山市手平(てびら)の和歌山ビッグ愛で開かれた和歌山商工会議所青年部主催のビジネスマッチングイベントに「でんさい体験ブース」を出展したものです。

会場では、きのくに信用金庫の担当者が、来場者に、制度の変更点や対策などを説明したり、体験してもらったり、事業者からの質問や課題の相談に応じていました。

手形や小切手は、建設業や製造業で多く利用されている決裁制度ですが、全国銀行協会では、これを廃し、2027年4月から電子決済に移行することにしていて、きのくに信用金庫では、円滑な制度の移行に向け、今後も、取り組んでいくことにしています。