WIB、月例会を紀南で初開催
2025年9月17日 16時18分
社会 イベント

「WIB・和歌山イノベーションベース」の9月の月例会が、このほど(5日)、田辺市の紀南文化会館で開かれました。

地元の人や経営者、学生など110人が集まった

WIBは、県内経済をより進めるため、県内の起業家同士を結び、事業の活性化を目指している組織で、月に1度、起業家を講師に招いた講演会を行っています。

紀南で初開催となった今回は、アドベンチャーワールドを運営する株式会社アワーズの山本(やまもと)雅史(・まさし)代表取締役社長と株式会社タカショーデジテックの古澤(ふるさわ)(・りょう)(すけ)代表取締役社長、モデレーターとして株式会社南紀白浜エアポート、誘客・地域活性化室の森重(もりしげ)(・りょう)()室長が登壇し、「和歌山の観光・ビジネス・人のポテンシャルを爆発させる方法」をテーマに講演が行われました。

山本代表取締役社長は、講演の中で、「グループは単なる集まり。チームは、共通の目的を持った人の集まり。その目的を共有するために不可欠なのがミッション・ビジョン・バリューである」としたうえで、企業も地域も変わり続けるからこそ、次の成長につなげるために目的を共有しなおす必要性について話していました。

アワーズの山本代表取締役社長

一方で、古澤代表取締役社長は、「ミッションやビジョンはお金にならないと考えていた。しかし言語化できてから、社員も売り上げも倍になりました」と自身の経験を述べ、言語化することで全員が同じ思いで動くことができ、組織を加速させる力になるなどと話していました。

タカショーデジテックの古澤代表取締役社長

WIBでは、毎月月例会を開いていて、先着100人で、会員以外でも参加することができます。月例会の内容や費用、申し込みについては、WIBのホームページから確認できます。