世界デビュー完敗の久保「強くなって帰ってきたい」/東京・和歌山
2025年9月19日 16時03分
スポーツ

陸上の世界選手権東京大会6日目のきのう(18日)、女子800メートル予選に出場し、敗退した、串本町出身の17歳の久保凜(くぼ・りん)は、「もっと強くなって帰ってきたい」と話しました。

レースでは、前半からスローペースの集団で周りを囲まれ、進路をふさがれ、持ち味の伸びやかさを欠き、ラスト200メートルの勝負どころでも前に出られませんでした。結果は、自己記録から3秒以上遅れました。

久保は、「前半から全然うまくいかなくて、何もできずに終わってしまった。もっと強くなって帰ってきたい。高校生のうちに出場できたことは収穫。力不足を改めて感じることができたのも良かったかなと思う」などと話しました。

串本町出身で、東大阪大学敬愛(けいあい)高校3年の久保は、800メートルの日本記録保持者で、5月のアジア選手権に続き、シニアの代表選出は2度目となりました。

2年後には、再び世界選手権が、3年後には、ロサンゼルスオリンピックが控えていて、「もっと強い久保凜を見せられるように頑張りたい」と話しました。