豪快にみこしが海へ 、勝浦八幡神社/和歌山
2025年9月21日 18時51分
歴史・文化
那智勝浦町の勝浦八幡(かつうらはちまん)神社で、きょう(21日)、例大祭が営まれ、みこしの担ぎ手が、みこしごと岸壁から海へ飛び込むように入る豪快な「海中みそぎ」があり、観光客らを楽しませました。
例大祭では、神社を出たみこしが港町を練り歩いたあと、豊漁と航海の安全を願って海へ入り、船に乗せられて、神社に戻るのが習わしとなっています。
漁港では、若者らがこぐ小型船が待ち受け、岸壁にみこしが到着すると祭りはクライマックスとなり、水しぶきを上げて、みこしが海に入ると、見物客から歓声が上がりました。
家族で訪れた町内の自営業の男性は「迫力ある海の祭りだ。特にみこしが飛び込む場面がすごかった」と喜んでいました。