和歌山市のATMで警察官と金融機関が特殊詐欺警戒活動
2021年6月3日 18時08分
経済 事件・事故 社会 イベント

和歌山県内で近ごろ還付金詐欺の被害が増えていることから、和歌山県警察本部は、きょう(3日)和歌山市内の3つの警察署や金融機関と合同でATMの利用者に啓発チラシを配って、特殊詐欺被害に遭わないよう注意を呼びかけました。

ATMの利用客に注意を呼びかける警察官(6月3日・紀陽銀行東和歌山支店)

県警・生活安全企画課によりますと、県内では、ことし(2021年)1月から先月末(5月)までに、去年(2020年)の同じ時期と比べて8件多い27件の特殊詐欺被害が発生し、このうち、去年は1件も無かった還付金詐欺が15件、架空料金請求詐欺が去年より3件多い10件などとなっていて、被害総額は2839万円あまりにのぼっています。とくに先月1か月だけでも9件と急増しています。

主な手口としては、犯行グループが電話で警察や金融機関の職員になりすましてキャッシュカードを渡すよう求めたり、市町村の職員をかたり「介護保険料を返金する」とうその電話をかけ、手数料の名目でATMで入金させたりするほか、コンビニエンスストアで電子マネーを購入させて、その番号を送るよう指示することなどが特徴です。

きょう午後、和歌山市友田町(ともだちょう)の紀陽銀行東和歌山支店のATMコーナーで、警察官がATMの利用者に、特殊詐欺の手口や、県警が開設している特殊詐欺専用の電話相談「ちょっと確認電話」の番号が書かれた啓発チラシを配って注意を呼びかけました。

県警・生活安全企画課の北島彰(きたじま・あきら)課長は「知らない人からの電話でお金やキャッシュカードの話が出たらすべて詐欺だと思って欲しい。このような電話があれば、すぐに通話を切って、ちょっと確認電話に通報して欲しい」と話しています。

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和歌山県警の「ちょっと確認電話」の番号は、通話料無料のフリーダイヤル・0120(508)878番、数字の語呂合わせで「これは、わなや」と覚えて下さい。