ブルネル賞にウエストエクスプレス銀河、鉄道デザインの国際栄誉
2025年9月25日 17時35分
社会 交通

鉄道の車両や駅舎のデザインをたたえる国際的な「ブルネル賞」が24日、ロンドンで発表され、車両部門で、JR西日本の長距離観光列車「ウエストエクスプレス銀河」などが選ばれました。

ウエストエクスプレス銀河は、2020年に運行を開始した、関西や山陰、山陽などを走る観光列車で、空や海をイメージさせる瑠璃紺(るりこん)色の車体が美しいことで知られています。京都と新宮を結ぶ紀南コースは、2021年から5年連続で運行され、和歌山県にとっても、なじみ深い車両となっています。

ブルネル賞は1985年に創設され、資金不足などにより2014年以降、開催が途切れていましたが、近代鉄道の歴史がイギリスで始まってから200年を迎えるのを記念し、復活しました。