受験のお守り「学文路駅入場券」販売始まる/南海電鉄・和歌山
2025年9月28日 17時19分
社会
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受験生のお守りとして、半世紀にわたって親しまれている南海高野線・学文路(かむろ)駅の入場券セットの販売が始まりました。
今シーズンの入場券セットは、梅結びの水引をあしらった特別台紙と、硬式入場券5枚のセットで、台紙の中央には、志望校などを記入できるようになっています。
南海電鉄では、学文路駅入場券が、「学文(問)の路(みち)に入る」 と読めることから1975年に縁起物(えんぎもの)として販売を始め、さらに、「5枚組」「入場券」「学文路駅」として頭(かしら)文字をつなぐと、「ご入学」という語呂合わせができることから、1980年からは、5枚組にして、受験生のお守りとして、販売しています。
学文路駅の入場券セットは、無人駅などを除く、南海線の各駅の窓口や南海電車グッズ・オンラインショップで、1セット(税込み)900円で購入できます。
また、普段は販売していない橋本市の南海高野線・学文路駅で、来月(10月)13日(祝日)と11月16日(日曜日)、それに、12月20日(土曜日)に、いずれも午前10時から正午まで、特別販売会が行われます。特別販売会では、願いごとを書き、切手を貼って、投函すれば、学文路天満宮に奉納される絵馬入りハガキも用意され、入場券購入者に進呈されます。