南海の観光列車「天空」3月20日で定期運行終了/和歌山
2025年9月30日 18時22分
交通
南海電鉄は、高野線(こうやせん)で運行している観光列車「天空(てんくう)」について、来年(2026年)3月20日で定期運行を終了すると発表しました。
天空は、2009年7月に、南海高野線の橋本・極楽橋(ごくらくばし)駅間で
定期運行を開始した観光列車で、深いグリーンと赤いラインの車両に、大きな窓が特徴で、高野山へと向かう車窓からは、四季折々の美しさを楽しめるなどと人気を博しました。そして、運行開始から今年で16周年となり、これまでにおよそ43万人が乗車しました。
天空は、来年3月20日で定期運行を終えますが、当面の間は、団体専用列車として、不定期で運行を継続するということです。
なお、南海電鉄では、今年度末に、新たな観光列車の運行開始を決めていて、代替わりが図られることになります。