和歌山県立体育館で初の「ネーミングライツ」名称募集
2025年9月30日 18時21分
政治 経済 社会

和歌山県は、和歌山市中之島の県立体育館に、企業名や商品名などを含んだ愛称を命名する「ネーミングライツ・パートナー」を初めて募集します。

ネーミングライツの対象となる和歌山県立体育館(2025年6月・和歌山市中之島)

ネーミングライツとは、スタジアムやホールなどの公共施設に企業や団体などが費用を支払うことで、企業名や商品・ブランド名などを含む愛称を付けられる権利のことで、「京セラドーム大阪」や「LINE() CUBE() SHIBUYA)」などが有名です。

県では、県立体育館のさらなる有効活用とイメージアップを図ろうと、愛称の命名権者「ネーミングライツ・パートナー」を募集することになりました。

応募条件は、国内・海外を問わず一般の企業で、命名権料は年間税込みで300万円以上、愛称は「県民が親しみやすく、体育やスポーツに用いる施設である事をイメージできるものがふさわしい」としています。

募集は、あす(10月1日)の午前9時から11月19日の午後5時まで行っています。

県では、締め切り後、選定委員会で選考し、来年(2026年)の年明けごろ、愛称を発表する予定です。

愛称の使用期間は、来年4月1日から3年以上5年以内としています。

県立体育館のネーミングライツについては、県・スポーツ課の総務管理班で問い合わせに応じているほか、県・スポーツ課のウェブサイトにも募集要項などを掲載することにしています。