2歳児虐待死事件、「5月頃からエスカレートしていった」/和歌山
2025年10月2日 17時39分
事件・事故

和歌山市で2歳の女の子が虐待を受けて死亡した事件について、逮捕された女の子の両親が「5月頃から虐待がエスカレートしていった」という主旨の供述していることがその後の調べで分かりました。

この事件は父親の(たいら・)晴流(はる)容疑者26歳と母親の菜々(なな)()容疑者26歳が、去年(2024年)秋からことし(2025年)7月上旬にかけ、和歌山市内の当時の自宅で2歳の長女、()()ちゃんに対し、顔や頭を殴るなど暴行して、病院で治療を受けさせず、全身打撲による外傷性ショックで死亡させた疑いがもたれています。

捜査幹部によりますと、逮捕後に2人は、「ことし(2025年)の5月頃から虐待がエスカレートしていった」という主旨の供述をしているということです。

また流菜ちゃんが亡くなったことについては「自分たちの暴行の積み重ねや、十分な食事を与えなかったことが亡くなった原因だった」などと容疑を認めているということです。