県内で特殊詐欺被害相次ぐ/和歌山県
2025年10月4日 15時32分
事件・事故
社会
和歌山県内で特殊詐欺被害が相次いでいて、県警では市民に警戒を呼びかけています。警察によりますとパソコンの修理費用名目で和歌山市内の70代の男性から400万円を騙し取る特殊詐欺があったことがわかりました。
それによりますと被害者は、パソコンが動かなくなったことから,画面を確認したところ、修理先の電話番号が掲載されていたのを信じ込み、アクセスして騙されたものです。電話に出た相手は片言の日本語を話すパソコンのソフト会社の社員を名乗り、被害者にパソコンにアプリをダウンロードさせたり金融機関の送金などの限度額などを引き上げさせるなどして現金を騙し取りました。被害者は相手が言うように対応したので修理ができると思っていたところさらに金を要求され,詐欺に遭ったことに気がつきました。また
和歌山市内の20代の女性は、SNS上の副業広告を信じ込み、運用資金として13万円をだまし取られる被害に遭いました。県警は、市民に特殊詐欺被害に遭わないよう警戒を呼びかけています。特に焦って混乱し、相手の言うことを信じてしまう手口の詐欺や、SNSなどで副業や異性を装って相手を信用させ、金を逆に騙し取る手口の詐欺被害が後を絶たないことから警戒が必要です。詐欺をまず疑い警察に相談するよう重ねて注意を呼びかけています。相談の電話番号はフリーダイヤル0120 508 878です。