全国育樹祭宮城県大会で、和歌山県が次期開催PR
2025年10月5日 17時45分
社会
イベント
森を守り育てることの大切さを伝える緑の祭典「全国育樹祭」が、きのう(4日)から、宮城県内で開催され、和歌山県は、次期開催地として、PR活動を行いました。

初日のきのうは、秋篠宮(あきしののみや)ご夫妻も出席され、白石市(しろいしし)の南蔵王(みなみざおう)野営場で、1997年の全国植樹祭で、現在の上皇ご夫妻が植えられたブナなどに、枝打ちや肥料入れなどをする「お手入れ行事」が行われました。そして、きょう(5日)は、利府町(りふちょう)の宮城県総合運動公園「セキスイハイムスーパーアリーナ」で記念式典が行われました。

今年(2025年)の第48回大会は、「次世代へ みどりの架け橋 森づくり」を
テーマに開催され、およそ5千人が参加した記念式典で、「森と海と人の物語」として、メインアトラクションが披露されたあと、次の開催県として、和歌山県の宮﨑泉(みやざき・いずみ)知事が、紹介映像を見せながら、「育樹祭を通じて、和歌山県の美しい自然や文化と共に、次世代につなぐ、健全で多様な森林づくりや、脱炭素に貢献する新しい林業を全国に発信する大会にしたい」と、挨拶しました。

来年(2026年)秋に、和歌山県で開かれる第49回全国育樹祭は、「育てて使おう 地球に優しい 緑の資源」を大会テーマに、田辺市の新庄(しんじょう)総合公園で「お手入れ行事」が、白浜町の白浜会館で「式典行事」が、行われることになっています。