紀の川市の市立小学校教諭が、個人情報を含むUSBメモリを紛失
2025年10月6日 18時47分
教育
市立小学校の教諭が、個人情報を含むデータを保存したUSBメモリを紛失したときょう(6日)、紀の川市から発表されました。
紀の川市によりますとこの教諭は、先月(9月)25日、自宅で仕事をするため、校長の許可を得ずにUSBメモリをリュックサックに入れて持ち帰り、翌日USBメモリの入ったリュックサックを持って、校長らとともに、自動車で京都市立小学校へ向かい、視察を行いました。
27日の土曜日に自宅で教材研究をしようとしたところ、USBメモリがないことに気づいて29日の月曜日に職員室の机やリュックサックの中などを探したもののUSBメモリは見つからず、30日になって校長に報告し、全教職員で校内や車内などを探しましたが見つかりませんでした。
紛失したUSBメモリには、教諭の前任校での児童名や通知表、指導要録の総合所見が入った令和3年度から5年度のデータ。
さらに、現在勤務している学校での児童名や通知表、指導要録の総合所見が入った令和6年度のデータと、児童名や通知表の成績が入った令和7年度のデータなどで、前任校と現任校あわせて137名分にあたります。
教育委員会では、「今回の事案により、関係児童及び保護者の方々をはじめ市民の皆様から学校教育への信頼を損ねる結果となりましたことは、誠に遺憾なことであり、深くお詫び申し上げます。今後は、二度とこのようなことが起こらないよう、学校への指導を徹底し、再発防止と不祥事の未然防止に努めてまいります」コメントしています。