大阪・夢洲で開催されている大阪・関西万博内にあるＥＸＰＯ(エキスポ)アリーナ「Ｍａｔｓｕｒｉ(まつり)」で、このほど、大阪・関西万博での和歌山県のイベントのフィナーレを飾る「和歌山ＤＡＹ(デイ) ｉｎ(イン) ＥＸＰＯアリーナ」が開催され、和歌山市出身のアーティスト、ＨＹＤＥ(ハイド)さんによるスペシャルライブ　「ＥＸＰＯ２０２５　ＯＳＡＫＡ(おおさか)，ＫＡＮＳＡＩ(かんさい)，ＪＡＰＡＮ(ジャパン)，―ＷＡＫＡＹＡＭＡ ＤＡＹ(わかやま・デイ)―」が行われました。

今月（１０月）３日に行われた「和歌山ＤＡＹ」では、午前中から夕方にかけて、ＥＸＰＯホール「シャインハット」で、「和歌山ＤＡＹ～こころの旅路はじまる～」と題したステージプログラムが、３部構成で行われました。

そして、午後６時からは、ＥＸＰＯアリーナ「Ｍａｔｓｕｒｉ」で、ＨＹＤＥさんによるスペシャルライブが開催されました。スペシャルライブ前の会場内では、ＨＹＤＥさんとミャクミャクとのコラボグッズの販売や和歌山の名産品を集めた「和歌山物産展」などのほか、ＨＹＤＥさんのゆかりの和歌山市・由良町・白浜町の観光ＰＲも行われました。

そして、和歌山県の宮﨑泉(みやざき・いずみ)知事が、感謝の意を伝えにＨＹＤＥさんを訪ねた際には、和歌山によく来られるのであれば、また何かやってほしいという知事からの呼びかけに対して、「ぜひ」と笑顔で答えていました。また、記者団から和歌山の魅力を問われたＨＹＤＥさんは、「世界遺産の熊野古道と高野山は代表的なものではないかと思います。特に高野山に戦国武将のお墓があることは案外知られていないかもしれませんが、本当にすごいことだと思います。食の面でも、海の幸から山の幸まで豊富に揃っているので、ぜひ観光に来てほしいです」と答えていました。

スペシャルライブでは、「じてこ」や「つれもていこら」などの和歌山弁を多く使用しながら、歌唱に加え、トークでも盛り上げ、会場に集まった１万５千人の観客を沸かせていました。さらに、サプライズゲストとして、同じく和歌山市出身の歌手、玉置成実(たまき・なみ)さんも登場し、ＨＹＤＥさんが中島美嘉(なかしま・みか)さんに提供した「ＧＬＡＭＯＲＯＵＳ ＳＫＹ(グラマラス・スカイ)」をデュエットしました。

最後は、大ヒット曲「ＨＯＮＥＹ(ハニー)」を観客とともに大合唱し、「おおきに」と締めくくりました。